福島県内のワイン生産者が一同に集合。プロ向けの試飲&商談会と一般の方も参加できるパーティを郡山市の日本調理技術専門学校(Nitcho)で11月30日午後及び12月1日午前に開催します。
●酒類卸販売、小売店、料理店及びワイン業界ジャーナリストの方などプロ向けの無料試飲商談会を 11月3日午後及び12月1日午前に行います。受付をしますので名刺をご持参ください。
●11月30日(土)18時より「THE RESTAURANT」が料理を提供、各ワイナリーのワインとのマリアージ ュを楽しむ「ALLふくしまWINE PARTY}を開催します。お申込みは以下よりお願いします。
令和5年6月14日の午後に郡山市内で令和5年度第1回「ふくしまワイン広域連携会議」を開催しました。福島県内のワイナリー等の関係者約20名が久しぶりにリアルに集まり、情報交換や意見交換を行うとともに、持ち寄った各ワイナリーのワインの試飲を兼ねての懇親会を開催しました。
ふくしまワイン広域連携会議(令和5年度第1回)
時間 令和5年6月14日 15時15分~16時50分
議題
【ご出席の皆さま】 五十音順
アイプロダクツ株式会社(WINERYJUN)
逢瀬ワイナリー
かわうちワイナリー
㈱ 人事部
とみおかワインドメーヌ
新鶴ワイナリー
ふくしま農家の夢ワイン
メルシャン東日本支社
㈱ リンクサプライ
ワイン工房あいづ
ふくしまワイン広域連携協議会
【議事概要】
ふくしまワイン広域連携協議会・会長の小沢喜仁氏より挨拶。久しぶりのリアル会議での開催になったことを嬉しく思うと共に、最近、福島復興局に意見交換に行った際に話題になったことなどを簡潔に紹介。今期から諸々の活動を再開するのでよろしくお願いしたい旨参加者に説明。
ふくしまワイン広域連携協議会・事務局長の北村秀哉より、資料に基づき、これまでの協議会の活動内容の紹介と今年度の活動計画について説明。
今回は、県内7つのブドウ栽培組織、ワイン生産者が参加し、オブザーバーでメルシャン㈱等も参加。夫々が、近況報告と参加者同士で意見交換したいことなどが話し合われた。夫々のワイナリー、ブドウ生産組織で、個々に努力がはらわれており、すでにワインを製造販売しているところでは、販売促進と事業運営の難しさが語られ、ブドウ栽培をしているが今後ワインも独自に醸造・販売を目指すところ(富岡など)では、将来の抱負などが語られた。
こうして関係者が一同に会し、お互いのネットワークができることにも大変価値があることが再認識された。
獣被害対策について イノシシ、ハクビシン、狸、サル、鳥(mくどり、キジ)など。
契約農家との関係維持、品質向上について
醸造のノウハウ
野生酵母(土着酵母)の活用について
以上
令和2年12月12日(土)の午後に、川内村・いわなの郷体験交流館で、福島県内のワイン関係者によるる情報・意見交換会議とセミナーを開催しました。セミナーは現地参加が約30名(3密回避・コロナ対策を実施)、オンラインで約50名の方の参加がありました。セミナーでは、山梨大学ワイン科学研究センターの奥田先生を講師にお迎えし、「福島県がワイン産地となるための条件」についてお話をいただきました。
(1)大平圃場視察会(12時30分~1時15分)
川内村の醸造用ブドウ栽培を行っている大平圃場において、希望者に対して圃場の概要説明と建設中の醸造施設について、見学・説明会を実施しました。県内のワイン関係者、福島大学食農学類の教師・生徒など15名程度が参加。川内村産業振興課、かわうちワイン㈱から概要を説明いただきました。
(2)県内ワイン関係者による情報・意見交換会議(14時~15時)
(参加組織)かわうちワイン㈱、川内村産業振興課、コヤギファーム(南相馬)、田人ぶどう研究所(いわき)、遠藤ワイナリー(須賀川)、佐藤氏(伊達)、逢瀬ワイナリー(郡山)、アイプロダクツ(喜多方)、福島大学、山梨大学、福島県相双農林普及所、デロイトトーマツコンサルティング
・福島県内のブドウ栽培・ワイン関係者が現地及びオンラインで参加し、夫々の活動や事業の現況報告、意見交換を行いました。
・各地からの課題として、今年度は、鳥獣被害がひどかったこと、7月末までの長雨と日照不足について報告され、意見交換を行いました。鳥獣被害については、ハクビシン、ムクドリなど結局のところハンターなどの力も借りて個体数を減らすことが必要と考えられること、また天候不順に関しては、以下のような対応策について話あわれました。
・病気の特定と対応策の実施(圃場の衛生管理の徹底)
・レインガード、笠がけ
・病気に耐性のある品種への転換
(3)セミナー(15時15分~16時45分)
ふくしまワイン広域連携協議会・会長の小沢喜仁さま(福島大教授)と川内村村長である遠藤雄幸さまのご挨拶のあと、かわうちワイン㈱代表取締役猪狩貢さまから、「川内村ワイン事業について」の情報提供を頂きました。
続いて、山梨大学ワイン科学研究センター長の奥田徹先生の講演会「ふくしまがワイン産地になるための条件とは?」が実施されました。
奥田先生のご講演は、海外におけるワイン産地の形成を段階的に整理するとともに、ワイン産地により特徴的な品種や土地(自然環境:テロワール)によるワインのスタイルがあること、近年「Typicity(典型性)」という言葉で整理され、それは1つや2つのワイン生産者の存在で決まるものではないことなどが示されました。
続いて、会場参加者から幾つか質問があり、概ね以下のようなやりとりがありました。
Q1.産地としての基準(地理的表示)は、国内では一部適用されているものもあるが、好きなブドウを植える人が多いので海外のようにはいかないのではないか?
A1.早い段階でTypicity形成を意識してブドウ品種の絞り込みなども考える必要があるのではないか
Q2.Typicity に与える環境の微生物の許容、使い方について
A2.酵母の影響は重要であるが、特に最近注目されている地域の自然環境に伴う酵母・微生物の活用は構わないが、きちんとした品質管理を行い、ワインの品質を損ねないようにコントロールする技術が醸造段階で問われることになろう。
Q3.福島のワイン産地化のためには、自然環境や気候の違いによる括りを考えるべきか?それとも品種を意識した括りを考えるべきか?どのようなことを今後考えていくべきか?
A3.山梨県でも勝沼と明野では気候も違い、区別がされてきていることなどもふまえ、福島では山間の地域、海に近い地域など気候や土地を意識しながら、そこに適した品種を探り、地域間の相互連携・戦略を早い段階で共有していくことが必要ではないか?
10月19日(土)の午後から夕方にかけて、「神田・日本橋ワイン祭り2019」が開催されました。
「神田・日本橋ワイン祭り」は、ワインの街おこしイベントです。
会費(当日3500円、前売り3000円)を支払うことで、参加店舗のワインを試飲したり、お店の料理を食べたりしながら街歩き(スタンプラリー・ビンゴ)を楽しむことができます。
日本橋福島館MIDETTE(福島県首都圏情報発信拠点)さんも参加され、逢瀬ワイナリーさん、いわきワイナリーさん、ふくしま農家の夢ワインさんのワインがグラスで販売・提供されました。
当日は、曇りでやや肌寒いくらいでしたが、1500名を超える方の参加があったようです。
参加店舗巡り以外の企画の1つとして、廃校となった中学校の教室に国内ワイナリーやワイン輸入業者(インポーター)がワインを持ち込み、試飲・ボトル販売する「ワイン無料試飲会・生産者2019」が行われました。
こちらでも「ふくしま農家の夢ワイン」さんがブース出展され、多くの来場者の方に福島ワインを楽しんでいただきました。
昨年に引き続き、今年も『いわきワイナリー収穫感謝祭』が開催されます。
いわきワイナリーのワインが銘柄・ヴィンテージ違いで20種類以上グラスでお楽しみいただける他、
巨大鉄板グリルバルなど、“おいしい”を刺激するお店が多数出店いたします。
ワイン教室やトークショーも開催されますので、ぜひご参加ください。
日時 :
2019年10月19日(土)・20日(日) 10:00~16:00
場所:
いわきワイナリーガーデンテラス&ショップ
(福島県いわき市好間町中好間字半貫沢34-72)
※会場は屋外です。テーブルや椅子の数には限りがあります。レジャーシート等をご持参ください。
内容:
【両日】
・ぶどう畑、醸造所を巡るワイナリーツアー
・幼稚園児による鼓笛隊オープニング
【10/19のみ】
・南青山エッセンス薮崎友宏シェフ(シニアソムリエ)によるワイン教室
【10/20のみ】
・日本ソムリエ協会ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)、日本のワインを愛する会会長 辰巳 琢郎トークショー
・いわきJazzオーケストラ(Vo.あつこ)による生ジャズ演奏 等
入場チケット料金 :
前売券3,000円(税込)
当日券3,500円(税込)
チケット販売について:
【いわき市内の方】
下記取扱店よりご購入ください。
※各店舗での取り扱い開始日は異なります。営業日も含め、事前にご確認下さい。
あわのや酒店/さわきや/JA福島さくら新鮮やさい館 平窪店・谷川瀬店・好間店/セラーズまのめ/ハコプラスデザイン/丸伊酒店/酒のいしかわ いわき泉店・郷ケ丘店・エブリア店/酒のまるとみ/トライアート/ファーマーズマーケットいがっぺ/古川クラ酒店/橋本酒店/ユーズダイナー四倉SS/道の駅よつくら港/いわきワイナリーガーデンテラス&ショップ/いわきワイナリー/今野会計事務所/好間商工会
【いわき市外の方】
以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
info@iwakiwinery.com
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問合せ:いわきワイナリーガーデンテラス&ショップ
TEL:0246-36-0008
E-mail:info@iwakiwinery.com
詳細:https://iwakiwinery.com/news/2019/1186
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今年もワイン ヴァン ヴイーノ フクシマ 2019が開催されます。
特に、9/16(月・祝)は「ふくしま100%ワイナリー」ということで、
県内ワイナリーが出展!フードも福島づくし!
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ワイン・ヴァン・ヴィーノフクシマは、プロの扱う本物のワインと食事によって、
素晴らしいワイン文化を広く深くご来場の皆様に紹介し、多くの方々の生活が
豊かになることを目的としてます。
福島市内の飲食店の出店はもとより、地元の食材に取り組み、
地域に愛されている県内外のレストランなどにも出店していただきます。
日時/場所 :
9月14日(土) 11:00~20:00(前日祭)/中合ツイン広場
9月15日(日) 10:00~18:00(当日祭)/福島市 駅前通り
9月16日(月・祝) 12:00~20:00(後日祭)/福島市 中合ツイン広場
参加費 :無料
※当日ワインを楽しむ方はワイングラス(500円)をご購入ください。
リサイクル利用できる新しい素材トライタン樹脂グラスを使用します。
リサイクル引取り戻し金200円(グラスを返却していただければ200円返金します)
(20歳以上の方のみに販売します)
内容:
【9月14日(土)】
~満月の日にワインでカンパイ!~
自然なワインの伝道師、板垣卓也氏(仙台市)、丹典彦氏が「満月ワインバー」としてナチュールブースに登場!
女性ソムリエ審査員追分美和子氏がセレクトした日本人の繊細な味覚を満足させるワインのサクラアワードコーナー。
その土地らしさを感じるお料理。ふくしまの真摯なお野菜マルシェ。
などなど、盛りだくさん!
【9月15日(日)】
福島県内外のレストランが25店舗参加し、それぞれの得意料理、おすすめワインを提供する。
出店店舗が、各々の想い入れのワイン・料理を提供します。
【9月16日(月・祝)】
ふくしま100%ワイナリー 福島県内の7つのワイナリーが出店。
ワインもフードもお野菜も。まるごと福島づくしのラストデイズ。
問合せ:ワイン・ヴァン・ヴィーノ フクシマ
事務局:オリエンタルSK株式会社
TEL.024-529-5514
E-mail:staff@wine-f.com
詳細:http://www.wine-f.com/
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神田・日本橋ワイン祭り2019 (10/19)が開催されます。
下町エリアである神田・日本橋と和飲(ワイン)を愛する一般消費者が企画運営するワインと料理の食べ歩き!
ワインと食を通じて街おこしを行う、日本一美味しく楽しいイベント、今年も開催します!
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日時 :2019年10月19日(土) 【雨天決行】
受付 :11:30~15:00 JR神田駅 上白壁橋通り(ガード下)
参加費 :前売券 3,000円(税込)※イープラスのチケット販売は8月15日より
当日券 3,500円(税込)※前売券(1,600枚)完売の場合は、当日券の販売は致しませんので、予めご了承願います。
※インターネット(イープラス)、または参加店舗にてチケットをご購入ください。
内容:
参加店舗(25店舗)をより知ってもらいたいという思いで作られた「スタンプラリー」と「ビンゴ」を一緒にした
「スタンプラリー・ビンゴ」を持って各参加店舗を訪問すると無料で1杯のグラスワインが試飲出来ます。
ワインに合わせた各店舗ご自慢のスペシャルフード(別途有料)も盛りだくさん!
他にも参加型のブラインド大会や、ワイン輸入社ブースでの試飲など、内容盛りだくさんのイベントです!
問合せ:一般社団法人 神田をワインの街にしようの会
E-mail:info@kandawine.com
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ふくしまワイナリーフェスが逢瀬ワイナリー(郡山)にて開催されます。
県内ワイナリーからは、ふくしま農家の夢ワイン(二本松市)、いわきワイナリー(いわき市)、ふくしま逢瀬ワイナリー(郡山市)も参加するほか、
県内のおいしいもの、音楽や映画、寄席などの各種イベントもあり、盛りだくさんの内容となっています。
郡山からシャトルバスも運行するようですので、ぜひお出かけください。
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地ワインとのいろいろなマリアージュを楽しむ2日間。
寄席、音楽、ワインセミナー、トークイベント、絵本読み聞かせ、映画など、
お子様から大人まで楽しめる楽しいコンテンツを用意しました。
地ワインに合うフードも充実。
もちろんお酒が飲めない方も美味しく楽しくお過ごしいただけます。
ご家族みなさんで、逢瀬ワイナリーへぜひお越しください。
【日時】
8月31日(土)10:00~16:00、18:00~21:00
9月1日(日)10:00~16:00
会場 :ふくしま逢瀬ワイナリー
(〒963-0213 福島県郡山市逢瀬町多田野 字郷士郷士2番地 )
【料金】
DAY1&DAY2フリーパス 3,000円
NIGHT MARKET 3,000円 ※前売りチケットのみ販売
DAY1&DAY2&NIGHT MARKET 5,000円 ※前売りチケットのみ販売
※当日券は数に限りがございますので、売り切れの際はご入場できません。何卒ご了承ください。
【主催・お問合せ】
ふくしま逢瀬ワイナリーイベント実行委員会(ふくしま逢瀬ワイナリー内)
TEL.0120-320-307(10時~17時)
詳細: https://fukushima-wineryfes.info/
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●令和元年度第1回会議
2019年7月12日(金)郡山商工会議所(郡山市内)にて、令和元年度第1回会議を開催しました。
参加者は、県内各地の栽培・醸造関係者、自治体、福島大学から計14名が参加しました。
<参加地域(民間または行政)>
川内、富岡、いわき、会津美里、喜多方、福島、須賀川
会議では、各地の近況報告を行い、その都度活発な意見交換が行われました。また、今年度の活動計画として、専門家派遣事業の促進や、山梨大学の「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」の後期受講について議論しました。
【当日の議題】
・県内各地の近況報告と意見交換
・ふくしまワイン広域連携協議会からのご報告と意見交換
1)1月以降の活動報告
2)今年度活動計画
3)山梨大学「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」後期受講について
4)その他
●第2回「日本ワインを知るテイスティング会」
また、同日の夕方には郡山市内で、第2回「日本ワインを知るテイスティング会」を開催しました。
品質の向上が目覚ましい日本ワインを皆さまとともに味わい、ふくしまワインの将来を考え、そして参加者の皆様の交流の場となるように…と、企画したものです。県内のワイン生産者、自治体関係者を中心に25名の方々がご参加くださいました。
今回は世界最大且つ厳正な審査に定評のある国際コンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」(ロンドン)にて金賞を受賞した甲州種の2銘柄をまず比較するところからスタート。1本目は、山梨県中央葡萄酒の「グレイス甲州2017」を、そして2本目は、山梨県白百合酒造の「ロリアン甲州Vigne de Nakagawa 2017」をテイスティングしました。世界で、その品質を認められた繊細な甲州ワインを体験したあとは、シャルドネを2銘柄、そして赤ワインはメルローを2銘柄、生産者や醸造手法の解説を聞きながら、味わいの違いや自分の好みを語り合い、皆さん大いに盛り上がりました。
山梨大学の「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」の前期プログラムの福島県内でのサテライト受講が始まっています。
今回福島で受講しているのは、5~7月の計14回34時間の講義で、富岡、会津美里の2か所で計5名が受講しています。
本プログラムは、高品質ワインの製造能力、国際競争力、経営能力などを総合的に身につけることを目的とした山梨大学ワイン科学研究センター オリジナルのもので、すでに山梨県内では多くのワイナリー関係者が学んでいます。
前期科目はワイン醸造学、ワイン品質管理学、ワイン評価学、国際ワイン学、ソムリエ学で、難しい数式も並ぶ専門的な内容です。サテライトのため、残念ながら実習には参加できませんが、体系的・総合的にワインについて学ぶことができる貴重な機会となっています。
この取り組みは、福島におけるワイン人材の育成を目的に、山梨大学、福島大学、当協議会の連携により準備を進めてきたもので、昨年の試験配信を経て、今年度から正式に受講をスタートしました。
山梨大学をはじめ関係者の皆様には、多大なるご協力を頂き実現いたしました。厚くお礼申し上げます。
山梨大学「ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム」
山梨大学ワイン科学研究センター